「ねえ、その修行って、私もできるの?」。
お嫁ちゃんのその一言から、僕たちの修行は、ふたりのものになった。
今回の帰宅
東京に戻り、週末の帰宅がなくなって、僕の修行はどこか独りよがりになっていた。そこへお嫁ちゃんが興味を持ったのだ。「ラウンジに入れるんでしょ? 海外も行けるんでしょ?」。うん、そこは正直に、全部メリットだ。
夫婦で修行というと大げさだけれど、やることは同じ。ふたりで飛んで、ふたりでFOPを積む。僕がルートを引き、お嫁ちゃんが荷造りを担当。空港までの道中も、これまでよりずっと賑やかだ。
前編:ふたりでステータスを目指す
まずはお嫁ちゃん用のカードを作り、マイルを合算できる仕組みを整える。国際線は、ふたり分の座席を隣どうしで確保するのが意外と難しい。ここは経験がものを言う。早めに、そしてクラスを揃えて押さえる。これがfirst lesson。
空港では、ステータスが効いてくる。優先レーンで保安検査を抜け、ラウンジで一息。お嫁ちゃんは初めてのラウンジに「ここ、無料なの?」と目を丸くしていた。修行の成果が、いちばん分かりやすく出るのが、この30分である。
空の上でも、ふたりなら退屈しない。映画を観て、機内食を比べて、雲の写真を撮る。ひとりで積むFOPとは、まるで違う味がした。
2024年 後半の実績
| 月 | 区間 | 人数 | クラス | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 10月 | 羽田⇄那覇 | 2名 | クラスJ | 夫婦修行、初日 |
| 11月 | 羽田⇄シンガポール | 2名 | ビジネス | ラウンジデビュー |
| 12月 | 羽田⇄ソウル | 2名 | プレミアム | ひとりより楽しい |
ひとりで飛ぶ修行も悪くない。でも、ふたりで飛ぶ修行は、もっと悪くない。今年の結論である。
写真: High Contrast / CC BY 3.0 de (Wikimedia Commons)